amazonギフト券買取詐欺の手口3選!見分け方と被害に遭った時の対処法
- amazonギフト券買取
「amazonギフト券を売ったのにお金が振り込まれない…」
「高換金率につられて申し込んだら、連絡が取れなくなった…」
こうしたamazonギフト券買取詐欺の被害は近年増えています。詐欺業者の多くは「最短5分」「高額買取95%」といった魅力的な言葉で利用者を誘い、ギフトコードを送った後に入金されない・音信不通になるといった手口を使います。
この記事では、
- 詐欺に遭ったときの正しい対処法
- 詐欺業者にありがちな特徴
- 安全な買取サイトを見分けるコツ
を、分かりやすく解説していきます。
万が一トラブルに巻き込まれても、落ち着いて行動できるようにしておきましょう。
INDEX
1:amazonギフト券買取で詐欺被害に遭ったときの対処法
amazonギフト券買取で詐欺被害に遭ったときは、焦らずにできるだけ早く正しい手順で対処することが大切です。
被害に遭った直後は動揺してしまいがちですが、適切な行動をとることで被害を最小限に抑えられる可能性があります。
ここでは、実際に被害に遭った際に行うべき3つの具体的な対処法を順に紹介します。
1-1:まずは警察に被害届を提出する
amazonギフト券買取の詐欺に遭った場合は、ためらわず警察に相談し、被害届を提出しましょう。詐欺はれっきとした犯罪行為です。
「人に言いにくい内容だから…」とためらう気持ちも分かります。ただし、詐欺業者はまさにその心理を狙って犯行を重ねています。
警察へ通報・相談することで、あなた自身の被害を回復するだけでなく、同じ被害を防ぐきっかけにもなります。実際に複数の相談が寄せられることで、警察が捜査に動くケースも少なくありません。
一人で抱え込まず、まずは最寄りの警察署へ被害届を提出してください。
1-2:クレジットカード会社へ連絡してみる
amazonギフト券をクレジットカードで購入していた場合は、一度カード会社へ連絡してみましょう。
ただし、カード会社の補償制度は、第三者による不正利用(なりすましなど)を対象としている場合が多く、自分の意思でギフト券を購入し、詐欺業者に送ってしまったケースでは補償の対象外になることがほとんどです。
それでも被害の状況を伝えておくことで、
- 不正利用の可能性を調査してもらえる
- 今後の不正請求を防ぐためのアドバイスを受けられる
などの対応をしてもらえることがあります。
まずは、利用しているクレジットカード会社のサポート窓口へ事情を説明し、確認してみることが大切です。
1-3:消費生活センターに相談する
amazonギフト券買取詐欺に遭った場合、消費生活センター(消費者ホットライン:188)に連絡をしましょう。
消費生活センターでは、悪質業者や詐欺被害に関する相談を受け付けています。
被害内容に応じて、適切な窓口や対応策を案内してもらうことができます。
まずは早めに相談するようにしましょう。
2:amazonギフト券買取詐欺の3つのリスク
amazonギフト券の買取詐欺に遭うと、どんなリスクがあるのでしょうか?
「なんだか怪しい」「入金が遅いけど本当に大丈夫?」
こんな不安を感じている場合は、まず代表的な3つのリスクを確認してみましょう。
以下のいずれかに当てはまる場合、その業者は詐欺の可能性が高いと考えられます。
- ①買取金額が入金されない
- ②不透明な手数料が差し引かれる
- ③連絡が途絶える(音信不通)
それぞれのリスクについて、順に詳しく解説していきます。
リスク1:買取金額が入金されない
最も多い詐欺被害のパターンは「ギフト券を送ったのに入金されない」ケースです。
amazonギフト券を送信したにもかかわらず、いつまで経っても振込が確認できない場合は、詐欺である可能性が非常に高いと考えられます。
さらに、業者と連絡が取れなくなった場合は、ほぼ確実に詐欺被害といってよいでしょう。
まだ連絡が取れる段階であれば、本当に振込の意思があるかを必ず確認してください。その際、やり取りの内容は証拠として残しておくことが重要です。
リスク2:不透明な手数料が差し引かれる
詐欺業者によくある手口のひとつが「不透明な手数料を差し引く」ケースです。
実際に振込があったとしても、事前に提示されていた換金率よりも大幅に低い金額で入金されることがあります。この際「手数料が別途発生した」「特定の条件を満たしていない」など、後付けの理由で減額されるのが典型的なパターンです。
このケースでは一応入金が行われているため、詐欺として立証しづらいという厄介さがあります。
被害を防ぐには、申し込み前に換金率や手数料の記載を細部まで確認し、振込金額を事前に確認しておく必要があります。
リスク3:連絡が途絶える(音信不通)
amazonギフト券のコードを送付後、業者と連絡が取れなくなった場合は、ほぼ間違いなく詐欺と判断してよいでしょう。
中には、連絡が途絶えるだけでなく、サイト自体が閉鎖され消えてしまうケースも少なくありません。
こうなると被害者は返金を求める手段がなく、泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。もし連絡が取れない状態が続く場合は、すぐに警察や消費生活センターへ相談し、やり取りの履歴や送付記録を証拠として提出することが重要です。
3:amazonギフト券買取詐欺サイトを見分ける3つの特徴
amazonギフト券買取で詐欺に遭いたくない!
amazonギフト券を安全に買い取ってもらうためにも、詐欺サイトの特徴をチェックしておきましょう。
3つの特徴を把握しておくだけでも、詐欺被害のリスクを軽減できます。
- 利用規約や会社情報がでたらめ
- 買取率が異常に高い(90〜95%以上)
- 所在地がレンタルオフィスやバーチャルオフィス
それぞれの特徴について詳しく紹介していきましょう。
3-1:利用規約や会社情報がでたらめ
1つ目の特徴は、利用規約や会社情報がでたらめであるケースです。
信頼できるギフト券買取サイトは、必ず「会社名・所在地・代表者名・連絡先」を明記しています。
また、利用規約の内容もサービスに沿って明確に作られており、責任の所在がはっきりしています。
一方で、こうした情報が曖昧だったり、実在しない法人名・住所を記載していたりするサイトは非常に危険です。申し込みを行う前に、必ず会社情報や利用規約を確認し、不自然な点がないか慎重にチェックしておきましょう。
特に、運営歴が長く実績のあるサイトほど信頼性が高い傾向にあります。
3-2:買取率が異常に高い(90〜95%以上)
2つ目の特徴は、買取率が異常に高いケースです。
現在のamazonギフト券の買取相場は「80%〜88%」前後となっています。
この相場を大きく上回る「90〜95%以上で買取します」といったサイトは、集客目的の詐欺サイトや悪質業者の可能性が高いと判断できます。
実際の市場では、amazonギフト券をその水準で買い取ることは現実的に不可能です。
高すぎる買取率には注意し「うますぎる話には裏がある」と考えて、利用を避けましょう。
3-3:所在地がレンタルオフィスやバーチャルオフィス
3つ目の特徴は、所在地がレンタルオフィスやバーチャルオフィスであるケースです。
優良なギフト券買取サイトであれば、実際にスタッフが常駐している事務所の住所を明記していることが一般的です。
一方で、レンタルオフィスやバーチャルオフィスを記載しているサイトは、実態のない運営で逃げやすい体制を取っている可能性があります。
登記情報やGoogleマップで住所を確認し、不自然な場合は利用を避けた方が安全です。
まとめ
amazonギフト券買取詐欺について解説してきました。
近年、amazonギフト券を悪用した詐欺被害は増加傾向にあります。
「高額買取」「最短5分で振込」と言った甘い言葉に惑わされず、運営歴・会社情報・利用規約などを必ず確認し、信頼できる業者が慎重に見極めることが大切です。
もしも被害に遭ってしまった場合は、ためらわず警察や消費生活センターに相談してください。早めの行動が、被害の拡大を防ぐ1番の対策になります。